傷害致死の容疑で、逮捕されてしまった青葉。
浅見家の崩壊に加え、南沢家にも悲劇が訪れることに…。
セレブたちの、ドロ沼マウントバトル『スカイキャッスル』は、いよいよ最終回。
- 未久転落事件の犯人は？
- 九条の過去や目的は？
この記事では『スカイキャッスル最終回』第9話のあらすじと、感想についてご紹介します。
ネタバレを含みますので、ご自身の目で楽しみたい方は、ご注意くださいね(*^^*)
スカイキャッスル第9話あらすじ
📣 #スカイキャッスル
— 「スカイキャッスル」木曜よる９時【テレビ朝日公式】 (@skycastle__ex) September 19, 2024
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《最終回》は
９月26日(木)よる９時📺👀
未久(#田牧そら)の転落事故を捜査する警察が泉(#木村文乃)の息子・青葉(#坂元愛登)を逮捕。… pic.twitter.com/Y1q5AFEJeb
南沢泉は夫・公平に、青葉が逮捕されてしまったことを報告。
事件からしばらく経ち『なぜ今になって目撃者が現れたのか』
セレブ妻たちは、疑問に思うのでした。
目撃者探し
警察は頼りにならず、自分たちで『事件の目撃者』を、探すことになりました。
紗英は、九条の秘書から「目撃者は見つからなかった」と聞きます。
九条にも、青葉のために目撃者を探していることを伝えますが…。
「青葉くんを救えば、また瑠璃さんに嫌疑がかかってしまいます」
瑠璃を守れるのは、紗英と九条だけと諭されてしまいました。
「よく考えた上で、行動なさった方がよろしいかと」
九条は『未久を殺したい』と瑠璃が言っていた、通話記録を持っています。
自分の娘の受験と、青葉救済の間で悩む紗英なのでした。
外部に漏れた帝都病院の不正
帝都病院のデータ改ざんの不正が、どこからか外部に漏れてしまいました。
疑われたのは、事情を知っていた公平。
しかし「あなたは間違っていない」と、英世は公平をかばいます。
今までとは態度が変わった英世に、戸惑う院長や二階堂亘、夏目龍太郎の3人。
英世は、帝都病院の保身と自分の出世を優先し、未久を死なせてしまったことを後悔していました。
未久のスマホの行方を探す泉
スカイキャッスルの住民たちへ、目撃者情報の聞き込みを始めたセレブ妻たち。
住民の中に目撃者がいないことを不思議に思った美咲は、紗英を疑い始めます。
もし青葉が無実なら、未久と仲の悪かった瑠璃が怪しいと。
その瑠璃をかばうために、紗英が青葉をはめたのでは…。
一方、泉と公平は、留置所に居る青葉の面会へ。
目撃情報とは、青葉と未久がパブリック塔の外階段で、争っていたというものでした。
そこで泉は、未久のスマホに、九条の不正の証拠が残っていることを知ります。
九条の秘書と学校担任の不正を、紗英は知りませんでした。
この事件にも、九条が関係しているかもしれないと杏子。
未久のスマホの行方を、紗英にたずねますが、犯人が処分したと警察は言っていると…。
「青葉を助けるには、そのスマホが必要なのに！」
知っていることがあるなら、話してほしいと紗英に土下座をする泉。
「ごめんなさい。本当に何も知らないの…」
未久のスマホを探すことが、息子・翔の受験に影響すると、杏子の夫・亘は反対します。
亘は、帝都医大付属高校の裏口入学の約束を、帝都病院院長から取り付けていました。
「大事なのは翔の気持ちより受験です」と言い放つ亘に、強烈なビンタをかました杏子。
「お父さんをたたいた…」と放心状態の亘に、離婚届を突きつけ…。
未久のスマホが見つかる
紗英は、未久のスマホを処分したことを、英世に告白しました。
「何でも隠してごまかしてきた自分が、本当に嫌になる」
瑠璃の犯行じゃないと信じたくても、九条に会うと怖くなってしまうという紗英。
九条は、瑠璃が未久を憎んでいた証拠を持っているのです。
スマホが見つからなければ、青葉の疑いは晴れず、瑠璃が救われる…それも運命なんじゃないかと。
それを聞いていた瑠璃は、青葉を救うことを、自分の意思で選びます。
未久のスマホは、次女・真珠が持っていました。
紗英が、スマホを壊すところを見ていた真珠。
思い出が詰まった未久のスマホを、ゴミ捨て場から探し出していたのでした。
「真珠は別の運命を運んできたのね」
変わっていく英世
帝都医大病院の不正の事実を、公にすることを決めた英世。
責任は自分一人で負うと言い、退職願を提出します。
「院長候補の座も手放すというのか？」という院長。
しかし英世は、子どもたちに父親として、恥ずかしくない背中を見せたいと言うのでした。
浅見瑠璃、真珠、そして浅見未久に…。
怪しい警備員
スカイキャッスルの警備員から、来訪者の記録を見せてもらったセレブ妻たち。
そこで、警備員が高価な時計を着用していることに気付きます。
この警備員が犯人側に買収され、嘘の目撃証言者とされたなら、来訪した記録も消すこともできる、と推測するのでした。
一方瑠璃は、九条にもう一度会いたいと言われていました。
未久を殺したのは、身近な人間だと…。
九条の隠された過去が判明
杏子のもとに、調査会社から報告書が届き、九条の過去が判明します。
九条の母親は、31年前に飛び降り自殺を試みて、意識不明の重体となっていました。
また九条は、帝都医大付属高校へ入学したものの、すぐに自主退学をしていたそう。
冴島家の状況と、あまりにも酷似していることに、驚愕する紗英たち。
かつて九条は、自分自身の母親をも地獄の底へ突き落とし、自殺へと誘導していたのです。
九条の母親は、その後脳に障害が残り、今でも施設で暮らしていました。
九条を脅していた未久
未久のスマホのデータ復元が終了し、試験問題横流しの証拠映像が確認できました。
その中には、九条のオフィスで隠し撮りをされたと思われる動画も。
なんと未久は、この試験問題横流しの動画で、九条のことを脅していたのです。
「バラされたくなければ、わたしの願いを聞いてください」
願いとは、瑠璃を帝都医大付属高校へ合格させないこと。
未久は実力で合格して、瑠璃よりも父親の愛情を受けようと思っていました。
「わたしの誕生日まで待ちます」
「連絡が来なかったら、秘密はバラします」
不正の証拠を握られていることを知った九条が、未久転落事件に関係していると考えたセレブ妻たち。
その罪を隠すために、警備員に虚偽の目撃証言をさせ、青葉を犯人に仕立て上げたと推測。
そうして、罪を暴こうとした泉も陥れた…。
九条の悲しき目的が判明
九条に会うと、連絡してきた瑠璃。
紗英は慌てて九条のオフィスへ向かいますが、部屋にいたのは秘書ひとり。
「瑠璃に何かあったら許さないわよ」
そのまま紗英は、海辺の介護施設へ。
そこで目にしたのは、窓いっぱいに数式を連ねる老婆と、九条の姿。
「どうしてここに？」
九条の母親は脳に障害が残り、中学時代の九条のまま、時間が止まってしまっていたのです。
自分の娘を、帝都病院の医師にすることが夢だった母親。
毎日勉強を強要し、自由な時間は与えてくれなかったとか。
親の理想を押し付けられた子どもは、夢と希望の芽を摘まれ、あとになってそれに気づき嘆き悲しむ、と九条は言います。
しかし紗英が、なぜ教え子と親の関係まで壊す必要があるのかを問うと、悪いことはしていないと。
「遥人くんが自分を生きるためには、邪魔な母親でしたから」
でも、遥人は後悔していました。
「あなたも本当は、お母様に謝りたいんじゃないですか？」
「それは母親の思い上がりです」と、九条は笑みを浮かべるのでした。
かつてスカイキャッスルで暮らしていた、九条の母親。
父親が亡くなり、そこに住めなくなった母親は、スカイキャッスルへ戻ることを、夢見ていました。
そのために、自分の娘を利用した…。
九条もまた、教育虐待の被害者だったのです。
子どもにとって有害な母親を、排除してきた九条。
教え子と親の関係を壊すことでしか、自分を肯定できませんでした。
未久転落事件の真相
そこへ警察が訪れ、紗英は瑠璃が無事保護されたとの報告を受けます。
そしてスカイキャッスルの警備員が、九条の秘書に買収され、虚偽の目撃証言をしたことも。
また、秘書の供述により、未久転落事件の真相も明らかとなりました。
その日、テラスに出た未久のもとに、現れたのは九条の秘書。
「交渉成立ってことですよね」
と笑顔を見せる未久。
そこで不正の証拠が残るスマホを、秘書が取り上げようと揉み合っているうちに、未久が転落してしまったそうです。
「山田未久さんの死亡事故について、任意同行願えますか？」
九条は、紗英がスマホを壊したことを分かっていました。
「のし上がるためには、どんなことでもするあなたなら、娘の受験のために最後まで握りつぶすと高をくくっていた」
紗英は、家族と友人のおかげで変われたと伝えます。
しかし九条は、未久を死なせたそもそもの原因は、父親の愛情を与えなかった紗英にあると…。
「あなたも出口のない地獄で生きなさい」
と言い捨てるのでした。
留置所へ連行される九条と、釈放された青葉。
すれ違った後、足を止め青葉の背中に、笑みを浮かべた九条。
その笑みには、どんな意味があったのでしょうか…。
それぞれの道へ
釈放された青葉を出迎える、スカイキャッスルの家族たち。
学校側の処分として、試験問題を横流しした担任は懲戒免職に。
また、九条の予想問題を使用した生徒の、試験結果は無効となりました。
そして、セレブ妻の子どもたちは、それぞれの道を歩み始めます。
美咲の息子・健作は、弁護士に。
杏子の息子・翔は、教職。
泉の息子・青葉は、未久への想いから、医者を目指します。
瑠璃は、まだ何も考えられないそう。
英世は、母・雪乃が運営する福祉施設を手伝いながら、今後のことを考え、浅見家は雪乃の実家へ引っ越すことになりました。
子供の頃から、ずっと憧れていた『スカイキャッスル』
あの頃は、夢見ることだけが救いだった紗英。
今はひとりぼっちではありません。
「家族と一緒に新しい明日を探したい」
と、浅見家は前を向くのでした。
泉は、小説を書き続けることに。
「誰が彼女を殺したのか？その答えは無数にあるのかもしれない」
「そして彼女はスカイキャッスルから旅立った」
スカイキャッスル最終回感想
『スカイキャッスル』の最終回はいかがでしたか(*’▽’)？
九条先生の悲しい過去や目的が、ようやく判明しました。
彼女自身も、教育虐待の被害者だったのですね。
母親に対する風当たりが、やたらに強いなと思っていました。
自分自身を肯定するために、教え子の家庭も壊していった、ということですよね。
紗英に対し「あなたも出口のない地獄で生きなさい」と伝えています。
「あなたも」ということは、九条先生もまた、母親に対し後悔して苦しんでいるのかもしれません。
九条先生は、地獄から抜け出せるのでしょうか。
最後まで笑わせてくれたのは、二階堂亘さんですね。
杏子に離婚届を突きつけられ「なんでだー？」って、分かっていないところが…モラハラ(*’▽’)
壁は壊され、ピラミッドを壊され、最終的には直したピラミッドも、自ら捨てに行かされるという。
エプロン姿がお似合い
最終回では、九条先生の過去や目的が判明。
未久の転落事件の真相も、明らかになりました。
泉の小説は、受験期の子どもの問題を解決することができるのでしょうか。
まとめ
セレブたちのドロ沼マウントバトル、お受験バトルがテーマだった『スカイキャッスル』
ドロドロしていたセレブたちが、最後にはスッキリ前を向き、新たな道を歩き始めましたね。
ハッピーエンド
韓国ドラマを日本版へリメイクしたということで、駆け抜けた感が否めないですが、きれいにまとまったのではないでしょうか。
最後に青葉の背中へ向けた、九条先生の笑顔が気になりますよね…。
えっ？九条先生の息子？
『スカイキャッスル』続編の可能性も、期待していいですか(*’▽’)？
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韓国版も観てみたくなっちゃいますよね(>_<)！
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