バレンタインデーにチョコをもらったら、ホワイトデーのお返しに悩みますよね。
実は、ホワイトデーに贈るお菓子には、それぞれ意味が込められているんですって。
お菓子によっては、誤解を招くことも…。
今回は、ホワイトデーのお菓子に込められた、意味や歴史についてご紹介します。
お返し選びは慎重にね(*’▽’)!
ホワイトデーのお菓子には意味がある?要注意なお返しも!

ホワイトデーのお菓子は、ただのプレゼントではありません。
実は、それぞれに特別な意味があるんです。
「なんでも大丈夫でしょ?」なんて思っていると、相手に誤解されちゃうことも…(>_<)
どんな意味があるのか、チェックしてみましょう。
本命へお返しするお菓子
相手に対する気持ちに合わせて、お返しを選んでくださいね。

お返しをもらったあなたも
ぜひ参考にしてみてね!
〈キャンディ〉
あなたが好き!
ホワイトデーのお返しとして、一番良い意味を持っているのがキャンディ。
「あなたのことが好き」という気持ちを表すので、本命相手へのお返しにぴったりですね。
長く口の中に残るキャンディは「関係も長く続く」という意味を持つとされています。
甘い時間を、長く続けたいという想いが伝えられそう(*^^*)

簡単に割れないから
関係も割れにくい
金平糖もキャンディの一種なので、ホワイトデーのお返しにしてもOKです。

金平糖は見た目も可愛い!
〈バウムクーヘン〉
幸せがずっと続くように
「木のケーキ」とも呼ばれるバウムクーヘン。
バウムクーヘンは、生地が何層にも重なって、木の年輪のようなお菓子ですよね。
その姿が、時間を積み重ねていく様子に似ていることから「幸せがずっと続きますように」という願いが込められています。

ずっと一緒だよ…
結婚の挨拶や引き出物などに選ばれることも多い、縁起の良いお返しです。
〈マドレーヌ〉
特別な関係を築きたい
仲良くなりたい
マドレーヌは、二枚貝をモチーフにしたお菓子。
貝がらがぴったりと合わさることから、昔から縁結びや夫婦円満の象徴とされてきました。
そんなマドレーヌには「特別な関係を築きたい」「もっと仲良くなりたい」という気持ちが込められているそうですよ。
〈キャラメル〉
一緒にいると安心できる人
やさしい甘さが魅力のキャラメルには「一緒にいると安心」という意味があるんだとか。
口の中でゆっくり溶けていく様子が、心が打ちとけて安心感が生まれるイメージにつながるそう。
情熱的な愛というよりも、信頼や親しみを込めたお返しとして選ぶのもいいですね。
〈マカロン〉
特別な人へ
高級菓子のイメージがあるマカロンは、作るのに手間がかかります。
そのため「特別な存在」や「あなたは大切な人」という意味が込められているんですって。
おしゃれなイメージもあるので、恋人や気になる相手へのお返しにいかがでしょうか(*^^*)
義理でお返しするお菓子
職場や友人へ、お返しをすることもありますよね。
義理チョコなら気にしなくても大丈夫ですが、本命チョコをもらった場合は、お返しのお菓子の意味に気をつけましょう。
とくに、告白を受けた場合は、返事の内容に合わせて、選ぶお菓子も変わってきます。
〈クッキー〉
友達でいようね
クッキーのサクサクした食感から「友達のままでいよう」というメッセージを持つお菓子。

しっとりしない関係だね
もし本命の相手に、クッキーを渡してしまったら…。
「わたしは友達なのね」と、がっかりさせちゃうかも。
一方で、大勢に配りやすいお菓子でもあるため、職場などへの義理チョコのお返しにはぴったりです(*’▽’)
〈ホワイトチョコ〉
今まで通りの関係でいよう
ホワイトチョコには、現状維持の意味があるようです。
白色が純粋さをイメージさせることから「関係を進展させずに清いままでいたい」という気持ちが込められているんですね。

嫌いじゃないんだけど…ね
注意すべきお菓子
実はホワイトデーのお返しには、それまでの関係を壊してしまうようなお菓子もあります。
美味しそうだからといって、安易に選ばないように気を付けましょう。
〈マシュマロ〉
あなたが嫌い
「ふわふわでかわいいし、ホワイトデーっぽい!」と思われがちなマシュマロ。
でも、実は「あなたが嫌い」という意味があるといわれているんです…。
マシュマロは、口にいれるとすぐに溶けてなくなってしまいますよね。
そのことから「気持ちをすぐに消したい」「関係が長続きしない」というイメージが生まれたとか。

愛情も溶けてなくなる…
一方で、チョコ入りマシュマロならOK!という説もあります。
バレンタインデーに受け取った愛(チョコレート)を、優しさ(マシュマロ)に包んでお返しする。
という意味にもできるんですって(*’▽’)
〈チョコレート〉
もらった気持ちを返す
バレンタインデーに贈る、代表的なチョコレート。
ホワイトデーで、またチョコレートをお返ししてしまうと「もらった気持ちを返す」「あなたの気持ちは受け取れない」という意味になります。
〈グミ〉
あなたが嫌い
グミは噛み潰して食べたり、口の中ですぐになくなることから「嫌い」という意味を持つといわれています。
可愛らしいデザインのものも多くありますが、うっかりお返しに選ばないよう注意しましょう。
いつから始まった?日本独自の文化ホワイトデー

バレンタインデーのお返し『ホワイトデー』
そもそもこの習慣って、いつから始まったのでしょうか?
実は、ホワイトデーは日本発祥のイベントなんです(*’▽’)!
ホワイトデーの始まりはお菓子業界
ホワイトデーが生まれたのは1970年代。
当時の日本では、バレンタインデーに「女性がチョコを贈る文化」が定着していました。
「何かをもらったらお返しをする」という習慣が、日本にはありますよね。
そこで「もらった男性がお返しをする日があってもいいのでは?」という発想が生まれました。
そのアイデアから、福岡市の老舗和菓子店である石村萬盛堂が『マシュマロデー』として、スタートさせました。
石村萬盛堂といえば、黄身餡をマシュマロで包んだ博多銘菓『鶴乃子』が有名ですよね。
この黄身餡を、チョコレートに替えて売り出したそう。
君からもらったチョコレートを僕の心(白いマシュマロ)で優しく包んでお返しするよ

ロマンティックだね
そこから全国的に広まり、お菓子業界以外も参入、最終的に『ホワイトデー』という名前が定着しました。
ホワイトデーが3月14日なのは、バレンタインデーの起源、聖バレンタインに関係しているといわれています。
彼に救われた男女が、愛を誓った日だとかなんとか…(*’▽’)
なぜ「ホワイト」デーなの?
石村萬盛堂が考案した『マシュマロデー』は、なかなかヒットせず、苦戦していました。
そんな時、百貨店から「ホワイトデーという名前にしてはどう?」というアドバイスを受けて、名前が変更されたそうです。

ホワイトならマシュマロ以外の
お菓子も贈れるね
ホワイトデーの「ホワイト」には、いくつかの説があります。
一番の理由としては「白は純粋な気持ちや爽やかな愛をイメージする」というもの。
また、最初にホワイトデーを広めた石村萬盛堂が「マシュマロを贈る日」として提案したことも、影響しているといわれています。

マシュマロは白色が多いからね
海外にはホワイトデーがない
ホワイトデーは日本独自の文化でしたが、最近では韓国や台湾、中国など、一部のアジア圏でも日本の影響で定着しています。
しかし、欧米では「バレンタイン=男女どちらもプレゼントを贈る日」という考え方が一般的なため、お返しをする習慣はありません。
女性が男性に、チョコレートを贈る習慣がないから、ホワイトデーもないということですね(*’▽’)
まとめ
ホワイトデーに贈るお返しのお菓子に、それぞれ意味があるなんて知りませんでした。

危ない危ない
もし相手にしっかり気持ちを伝えたいなら、お返し選びも慎重にしたいところ。
ホワイトデーは「大切な人に気持ちを届ける日」
素敵な一日になりますように(*^^*)!