【キダルト】子どもが始めたベイブレード…沼にハマったのは大人たちだった

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『キダルト』という言葉をご存じでしょうか。

キッズとアダルトを掛け合わせた造語で、子どものおもちゃに大人が本気で熱狂する現象のことを指します。

そう、わたしは完全に「他人事」だと思っていました。

でも、気付いちゃったんです。

うちのパパって、まさにその状態かもしれない…ということに(*’▽’)

きっかけは、息子のゲーム離れを狙って、ベイブレードを買い与えたことから始まります。

良かれと思った選択が、まさか大人の物欲と情熱に火をつけるとは、普通思わないでしょ?

今回は、息子のために買ったはずのおもちゃに、父親が全力で沼っていくサマをお届けしますね…。

脱ゲーム計画!ベイブレードとの出会い

「ゲーム漬け」の息子の毎日に、わたしはかなりの危機感を覚えていました。

放っておけば、一日中画面に釘付けな息子。

まるる
まるる

ゲーム依存症を疑うほど…

親としては、もう少し手や体を使って遊んだり、リアルなコミュニケーションを学んだりしてほしい。

そこで「ゲームの他に、やってみたいことってないの?」と、何気なく聞いてみたんです。

すると息子から返ってきたのは、ベイブレードでした。

文鳥
文鳥

アニメもかっこいい!

ベイブレードといえば、わたしが小学生の時に、男子が夢中になっていた「ベーゴマ」の現代版!

まるる
まるる

紐を巻いて回すタイプの
鉄製のコマだよ

平成に入ってから進化して、男子の間で大ブームになったのがベイブレードです。

たしかに息子の幼稚園時代にも、ハマっていたお友達がいました。

ベイブレードなら体も動かすし、ゲーム画面を見てるより、ずっと健康的ですよね。

まるる
まるる

ベーゴマ世代のパパと
一緒に遊べるかも!

わたしは安易に大賛成してしまったのです。

そうと決まれば、行動が早いわが家。

週末にさっそくおもちゃ屋さんへ向かい、すぐに遊べるよう「ベイブレード一式」を購入しました。

これでゲームの時間が少しでも減るなら、良い!

なんて、この時は呑気にホッとしていたのです。

まさかその横で、息子以上に目を輝かせている大人がいるとは夢にも思わず…。

文鳥
文鳥

パパ?

タカラトミーさんの精密な戦略、そして底なしの「ベイブレード沼」へと大人が足を踏み入れる、運命の瞬間でした。

パパの様子がおかしい?ベイブレード沼への転落

最初は「一緒にやろう!」という息子の誘いに、優しく付き合ってあげている風だったパパ。

息子の部屋で対戦している姿を見て、わたしは安心していたのです。

文鳥
文鳥

ゲームより楽しい!

まるる
まるる

良き良き!

ところが、数日経った頃からパパに妙な空気が…。

彼のスマホ画面に目をやると、映っていたのはSNSでも仕事のメールでもありません(*’▽’)

なんと、YouTubeの「ベイブレード解説」を観て、勉強してたんです。

文鳥
文鳥

パパ?

またある日は、熱心にパソコンで作業をしていました。

ふと見てみたら、エクセルを開いて自分専用の「ベイブレード管理表」を作成しているではないですか(*’▽’)!

ベイブレードには、スマホと連動できる「バトルパス」という専用の器具があります。

まるる
まるる

バトルパスを使えば、アプリでパーツの管理が簡単にできるよ

しかし、パパが買おうとした時には、時すでに遅し(息子は買えた)。

大人気すぎて、どこのお店もネットも在庫切れ。

文鳥
文鳥

だからエクセルで管理してたんだね…

手に入らないとなると、余計に燃え上がるのが大人の性。

パパのベイブレードへの執念は、さらに加速します。

口から出る言葉も怪しくなり…。

このブレードは攻撃型だから…
ラバー素材の軸(ビット)の摩擦が…

と、なんだか専門用語のオンパレード。

そしてついに、決定的な瞬間が訪れました。

「息子のため」という大義名分をどこかへ放り投げたパパが、自分用のベイブレードを買い揃え始めたのです。

まるる
まるる

スタジアムをもう一台購入して
自主練してる…

「これ、トイザらスでラス1だったから!」と嬉しそうに帰宅する姿は、もはや少年のそれ。

当初の目的は、息子のゲーム離れでした。

気づけば子どもそっちのけで情報を調べ尽くし、どんどんベイブレードを集めていく大人。

『キダルト』の誕生です。

現代のキダルト!大人がハマる理由

パパとパパの友達がベイブレードで遊んでいるところに、息子が加わろうとしている

息子以上に、ベイブレードへのめり込んでいくパパ。

そんな姿を見て、少し引き気味のわたし。

でも調べてみると、これこそが今、世界中で市場を広げている『キダルト』だったのですね!

大人がここまで子どものおもちゃに魅了されてしまうのには、主に3つの理由(罠?)がありました。

圧倒的な大人の財力

子どもの頃、お小遣いが足りなくて「欲しいのに買えなかった」という悔しい経験、誰しも一度はありますよね。

しかし、大人になった今は、自由に使えるお小遣いや、クレジットカードという最強の武器を持っています。

「全種類コンプリートしたい」
「あの限定パーツが欲しい」

そう思ったとき、大人の財力にモノを言わせて、文字通り「大人買い」ができてしまうのです。

これが、キリのない収集癖に拍車をかけます。

もはや投資?フリマアプリでの資産価値

驚いたのは、ベイブレードの市場価値。

メルカリなどのフリマアプリでは、限定品や人気の高いパーツが、定価以上の高値で取引されています。

ただの子どものおもちゃだと思っていたものが、コレクターたちの間ではプレミアムな価値を持つ「資産」のようになっている…。

パパが必死に相場や在庫をチェックしていた理由が、ようやくここで繋がりました。

タカラトミーの「大人もハマる高度な戦略」

ここで、大人も罠にハマるタカラトミーさんの戦略をご覧ください。

「ギアスポーツ」へのリブランディング

タカラトミーさんは今回、ベイブレードを子どものおもちゃではなく、大人もプレイヤーとして参加する「スポーツ(競技)」として再定義しました。

驚異的な超加速を生み出す新ギミック(Xダッシュ)を、スタジアムに搭載。

そして、プレイヤーの技術やセッティングが勝敗を分ける「極限のスピード勝負」にしたことで、大人の知的好奇心と競争心に火をつけたのです。

かつての少年を狙い撃ちした25周年の罠

初代ベイブレードの誕生から約25年。

タカラトミーさんは「子どもの頃に直撃した世代」だけでなく、「昭和の終わりにミニ四駆などのカスタムおもちゃに熱狂した世代」の心まで、完璧に狙い撃ちにしています。

まるる
まるる

まさしくパパ世代だね

どこか懐かしく、かつ現代版の超絶進化した性能を見せることで、大人の心理的ハードルを無くして「プレイヤー」として引き込みました。

デジタルな育成・コレクション要素

ベイブレードは、専用ツールとアプリを連携させることで、自分のシュートパワー(回転速度)が計測できます。

文鳥
文鳥

さっきのバトルパスを使うよ

加えて、日々のシュート回数に応じてポイントも貯まるとか。

そのポイントが貯まると、限定ベイブレードが当たるゲームに挑戦できるんですって。

これは、まさに大人がハマるやり込み要素ですよね!

最新シリーズ「ベイブレードX」は、あまりの人気に公式が品薄を謝罪し、増産を発表するほどの社会現象になってしまいました。

ベイブレードの品薄・売り切れが続出して、お詫びのお知らせが店舗に貼り出されている
最近では抽選販売にするお店も…。

パパがスマホに釘付けになっていたのは、この激しい争奪戦に必死だったからですね…(*’▽’)

大人の探求心と、少年の頃の気持ちを同時にギューッとつかむ、タカラトミーさんの作戦。

わが家の男性陣が手のひらで転がされても、勝てるわけがありません。

親子のコミュニケーション?それともライバル?

こうして、わが家に爆誕したキダルトパパ。

ただ、当初の目的だった、息子の「脱ゲーム」という点では、間違いなく大成功を収めました。

学校から帰ってくると、ゲーム機ではなくベイブレードのランチャー(専用の起動装置)を握りしめ、素振りをしています。

文鳥
文鳥

パパが帰ってくる前にシュートの練習

想定外だったのは、そこに「ガチすぎるライバル(パパ)」が立ちはだかっていること。

もはや「手加減」という言葉を忘れた大人と、負けじと食らいつく子どもの、本気バトルの毎日。

パパは研究した最強セッティングのコマを回し、息子は「また新しいの買ったでしょ!ズルい!」と大騒ぎしています。

微笑ましい親子の会話というより、もはや同じ趣味を持つ「戦友」か「ライバル」のよう。

画面に向かって黙々と遊ぶゲームに比べれば、顔を突き合わせて叫んだり笑ったりしている姿は、母として本当に嬉しい変化ではあります。

……あります、が。

文鳥
文鳥

が?

あれほど盛り上がっていた、息子のベイブレード熱。

始めてからわずか一ヶ月足らずで、早くも落ち着きを見せてしまいました。

まるる
まるる

うぉい!もう飽きた…?

現在はゲーム半分、ベイブレード半分といった状態に。

一応、大会出場という目標は持っているようですが、画面に向かう時間はしっかり戻り…( ノД`)

そして、わが家に残されたのは―。

自分の小遣いをさんざん注ぎ込み、大量のベイブレードを抱えたキダルトなパパ。

まるる
まるる

と、部屋を占領する2台のスタジアム

集めても集めても登場する新作の波を前に、わが家の収納スペースとパパのお財布は、今いちばんの限界を迎えているのでした。

まとめ

息子の脱ゲームをきっかけに、爆誕した『キダルト』

まさか、パパがここまで全力でベイブレードの沼にハマるとは、予想もしていませんでした。

でも、大人がこれほど熱狂できるのって、裏を返せばそれだけ魅力的で、奥が深いという証拠でもありますよね。

日々の忙しい仕事から離れて、子どもと同じ目線で、あるいは子ども以上に本気になって何かに熱中する。

そんな時間があるというのは、現代の大人にとって実はとても贅沢で、素敵なストレス発散法なのかもしれません。

もし、「子どもがゲームばかりで困るから、他のおもちゃを…」と考えているなら、その先にある「大人の沼」にもご注意くださいね。

安易に買い与えたその瞬間、隣にいる大人のキダルト魂に火をつけてしまうかもしれませんから。

\限定カラーの新型ベイブレード同梱!/
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